元記事:ソウルブレイド・サラリーマンナイト3-370 対立する青い幻影
ソウルブレイドが
人間をモンスター化
させると理論では
分かっていたが
こうして生きた実物と
幻影体を照らし
合わせたのは
初めてなので
御堂も軽く驚いた。
凶器を二つも
持って暴れている
異常者に対し
御堂は素早く後ろに
逃げて
男を引き付け
意識を御堂だけに
向けさせようと
壊れたイスを
男に放った。
放られたイスを
避けたが肩に
かすったので
男は怒りで頭に
血が上った。
「この野郎!!邪魔するな!」
男の注意を向けたが
できればもう一個
イスを持ちたい御堂だが
今うかつに動くと
せっかく裕也から
目を離した異常者が
再び裕也とまひろを
狙いそうで躊躇っている。
男は御堂を振り返り
標的を変えた。
「てめえ…。」
実物の殺人者の目は
残忍だ。
男は夢の中の
青い色がぼうっと
頭に浮かび、
嫌な奴だと感じた。
御堂は裕也と違って
怯えていなかった。
憎むべき敵に
あったかのように
恐れるよりも
攻撃心むき出しの
鋭い目で睨んだ。
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